安全管理について

活動場所について

わたしたちはなるべく「ありのままの自然」のなかで安全に遊んで欲しいという思いから、活動場所を選ぶ際には天候を考慮した危険箇所の有無、生息動物による被害等を想定し、細心の注意を払った上で、周囲の雰囲気、騒音に配慮しフィールドを選定しています。

それに加え、直前の下見を必ず行い、常に細心の情報を持って活動に臨んでいます。

参加者のケガについて

自然のなかに来たからには、思い切り遊んで欲しいと願っています。大きな事故は未然に防ぐ努力が必要だと考えておりますが、絆創膏でケア出来るような傷(転んですりむいたり、ぶつけてアザを作ったり、包丁で少し指を切ったり)は、子どもたちが失敗から学ぶことができる、喜ぶべき大きなチャンスだと考えています。子どもにとってその瞬間は痛くて辛い出来事になるかもしれませんが、それに寄り添い声かけを行いたいと思います。

万が一大きなケガを負った場合は、緊急連絡先へ連絡をさせていただき、状況を説明します。トレーニングを積んだスタッフが応急処置を行い、必要に応じて速やかに医療機関に搬送し受診いたします。

キャンプでの子どもたち同士のケンカへの考え方

保護者から離れキャンプに参加している子どもたちはみんな(個人差はありますが)、普段の環境との違いに緊張したり、我慢をしたりしています。また、キャンプ中は個人行動に比べグループ行動が圧倒的に多く、みんなの「がんばりたい」や「やりたくない」「もっとやりたい!」「やって欲しい」などの気持ちが混ざり合い時にはケンカが起こることがあります。

ケンカをするということは自分の気持ちを発言出来ているという点で、決して悪いことではないと思います。出来ることなら、存分に気持ちを言い合って欲しいと考えます。ただし、一方的なケンカや暴力に頼ったケンカは良しとしていません。その場合はスタッフが間に入ってクールダウンさせ、お互いの気持ちをしっかりと聞いたうえで対処していきたいと思います。

「やりたくない!」を親のせいにしないためにも、キャンプの申し込みの際は、子どもたちの気持ちを大事にして、無理やり参加することのないように、お願いいたします。

お客様へのお願い

活動場所は細心の注意を払って選定し、取り除ける危険は排除した上で、活動に向かいますが、自然のなかにある危険は完全に排除することができません。安全なように見えても、隠れた危険が潜んでいたり、天候、体調、行動ひとつで命に関わる危険につながることがあります。

みなさんが安全に活動できるようしっかりと準備をしたうえでサポートをしていきますが、ガイド(インストラクター)とフィールドを過信せず、ご自身でも備え、行動していただきますようご協力をお願いいたします。